青森・北海道遠征撮影記 -青森編- [鉄道]
2月3日日曜日
業績悪化に苦しむ我が社ですが、給料少ない分、休みだけは山のようにあります。
しかしとても全部取得する事は出来ないのですが、どうしても取らなければならない
休日が年度末だというのに6日も残っている。これだけは何としても消化しなければ
ならず、3日日曜日から7日木曜日まで、思い立って青森・北海道への旅に出かけて
きました!今回の旅の目的は冬の北国を楽しむというコンセプトにして、思いっきり
雪と戯れたり、会いたかった人達と雪の夜を楽しんで来ました。
いきなりいつもと違う趣の写真ですが、今回最初の目的は津軽鉄道ストーブ列車。
2010年3月にも津軽鉄道を訪問しているのですが、その時は津軽中里から芦野公園
までしか乗っておらず、一度全線通しで、しかも厳冬期に乗ってみたかったのです。
羽田8:15発JAL1201便で青森を目指します。
眼下に見えるのは山形市。勤務先子会社の天童本社がしっかり見えました〜
青森空港雪のため降りられない時は羽田に引き返すという条件付き運航でしたが
無事に青森空港に着陸。窓から見るとかなり視程がないように見えたのですが、
降りてみたらそうでもありませんでした。
青森空港着が9時45分で、ここから五所川原11:40発の津軽鉄道153レストーブ
列車に乗るのはたやすいように思われたのですが、空港からバスで弘前や青森に
出ても、五能線の接続列車がなく、どうしても乗ることが出来ません。そこで
青森在住の友人に空港から五所川原までの送迎を頼んだところ、一日車で付き
合ってくれる事になりました。
青森空港から浪岡を抜け五所川原まで40分少々で到着。五所川原駅で降ろして
もらい、友人は車で津軽中里駅へ先回りしてもらいます。切符を買うため駅舎
に入ったところ、今日のストーブ列車はDCでの牽引との事。やられました…
前回も撮影初日はDC牽引で2日目に急遽リベンジしたものでした。
今回は団体用の客車と一般客用の客車の2両をDCがプッシュプル。前後のDCが
力を合わせて走行します。
車内では巻頭に掲載した「津軽半島観光アテンダント」の大川聖未さんが、名物
スルメの販売と調理!に沿線の案内と、楽しい時間を与えてくれました。
大川さんによれば、今回のDC牽引は検査ではなくDD352が故障したためらしく。
しばらくDC牽引となるようです。
金木には12:05に到着。団体客や一般乗客の多くが金木で下車。この後斜陽館に
向かうのでしょう。金木では交換のため5分ほど停車しますが、津軽鉄道では
今でもタブレットの交換が行われていました。
外は時々地吹雪が発生するような天気。オハフ33の窓越しに見る世界は真っ白
になり、窓の隙間から粉雪が舞い込み、かつての旧型客車列車そのままの世界。
終点津軽中里駅には12:27に到着です。駅頭には友人が車で迎えに来てくれて
いました。車で移動して、折り返しの列車を深郷田(ふこうだ)駅で撮影しま
した。
機関車牽引でないのは残念でしたが、やっぱり津軽鉄道のストーブ列車は
旅情満点でした。
この後は十三湖で蜆ラーメンを頂き、荒れる日本海を眺めました。もの凄い
強風で、前に進めないどころか油断すると吹き飛ばされそうなくらい!
本当は岬が見える小泊を経由して竜飛岬に行ってみたいのですが、冬期は道路
が閉鎖されていました。そして長いトンネルを抜け、向かった先は津軽海峡線。
この日の津軽海峡線を行く貨物列車は、かなりの遅れが発生しており、いつ
貨物列車がやってくるか分かりませんでした。中小国の駅で撮影出来そうか
調べていたら信号が進行現示。ほどなくEH500-52に牽引された貨物列車が
やってきました。
とにかく時々吹き付ける風が冷たいのなんの!やっぱり真冬の撮影は寒さとの
闘いになります。車を南に走らせてもらい、蓬田付近でウロウロしていると
またまた信号が進行現示。ほどなく踏切が鳴り485系3000番台の特急白鳥
を撮影出来ました。
雪煙が盛大に上がるので、編成の後ろは雪の中になってしまいます。
津軽海峡線での目的は、4061レに運用されるED79 50の撮影。いつもの油川
へ向かいましたが、いやあかなりの雪が積もっておりました。またまた上りの
信号が進行現示だったので構えると789系がかっ飛ばしてきました。
いつもはこの写真右手に細い道が続いており、その先の踏切で下り列車を撮影
するのですが、ここから先へ雪で行けず。東側の国道へ一度出て、横道を踏切
へ向かいますが、これも踏切手前で除雪は終了。撮影場所の踏切は冬季閉鎖の
ようです。新雪に埋もれながら撮影場所まで道を作りました。まずやって来た
のはまたまた789系スーパー白鳥。
振り返って後追いをしたのですが、なんと後ろ側は785系の増結車。この珍車
を撮りたかったのですが、雪煙でホワイトアウトしており、何だか分からない
写真になってしまいました。
そして4061レはほぼ定刻に踏切が鳴り出し、ED75 59先頭の重連貨物登場!
真冬の雪景色の中を走り抜けるED79 50をしっかり撮影する事が出来、大満足
の1日でした。この後青森市内に行き、駅近にある街中温泉で冷え切った体を
あたため、友人と夜の青森市内に繰り出しました。白子にいかにホタテと
やっぱり青森の味覚は旨かったです。
業績悪化に苦しむ我が社ですが、給料少ない分、休みだけは山のようにあります。
しかしとても全部取得する事は出来ないのですが、どうしても取らなければならない
休日が年度末だというのに6日も残っている。これだけは何としても消化しなければ
ならず、3日日曜日から7日木曜日まで、思い立って青森・北海道への旅に出かけて
きました!今回の旅の目的は冬の北国を楽しむというコンセプトにして、思いっきり
雪と戯れたり、会いたかった人達と雪の夜を楽しんで来ました。
いきなりいつもと違う趣の写真ですが、今回最初の目的は津軽鉄道ストーブ列車。
2010年3月にも津軽鉄道を訪問しているのですが、その時は津軽中里から芦野公園
までしか乗っておらず、一度全線通しで、しかも厳冬期に乗ってみたかったのです。
羽田8:15発JAL1201便で青森を目指します。
眼下に見えるのは山形市。勤務先子会社の天童本社がしっかり見えました〜
青森空港雪のため降りられない時は羽田に引き返すという条件付き運航でしたが
無事に青森空港に着陸。窓から見るとかなり視程がないように見えたのですが、
降りてみたらそうでもありませんでした。
青森空港着が9時45分で、ここから五所川原11:40発の津軽鉄道153レストーブ
列車に乗るのはたやすいように思われたのですが、空港からバスで弘前や青森に
出ても、五能線の接続列車がなく、どうしても乗ることが出来ません。そこで
青森在住の友人に空港から五所川原までの送迎を頼んだところ、一日車で付き
合ってくれる事になりました。
青森空港から浪岡を抜け五所川原まで40分少々で到着。五所川原駅で降ろして
もらい、友人は車で津軽中里駅へ先回りしてもらいます。切符を買うため駅舎
に入ったところ、今日のストーブ列車はDCでの牽引との事。やられました…
前回も撮影初日はDC牽引で2日目に急遽リベンジしたものでした。
今回は団体用の客車と一般客用の客車の2両をDCがプッシュプル。前後のDCが
力を合わせて走行します。
車内では巻頭に掲載した「津軽半島観光アテンダント」の大川聖未さんが、名物
スルメの販売と調理!に沿線の案内と、楽しい時間を与えてくれました。
大川さんによれば、今回のDC牽引は検査ではなくDD352が故障したためらしく。
しばらくDC牽引となるようです。
金木には12:05に到着。団体客や一般乗客の多くが金木で下車。この後斜陽館に
向かうのでしょう。金木では交換のため5分ほど停車しますが、津軽鉄道では
今でもタブレットの交換が行われていました。
外は時々地吹雪が発生するような天気。オハフ33の窓越しに見る世界は真っ白
になり、窓の隙間から粉雪が舞い込み、かつての旧型客車列車そのままの世界。
終点津軽中里駅には12:27に到着です。駅頭には友人が車で迎えに来てくれて
いました。車で移動して、折り返しの列車を深郷田(ふこうだ)駅で撮影しま
した。
機関車牽引でないのは残念でしたが、やっぱり津軽鉄道のストーブ列車は
旅情満点でした。
この後は十三湖で蜆ラーメンを頂き、荒れる日本海を眺めました。もの凄い
強風で、前に進めないどころか油断すると吹き飛ばされそうなくらい!
本当は岬が見える小泊を経由して竜飛岬に行ってみたいのですが、冬期は道路
が閉鎖されていました。そして長いトンネルを抜け、向かった先は津軽海峡線。
この日の津軽海峡線を行く貨物列車は、かなりの遅れが発生しており、いつ
貨物列車がやってくるか分かりませんでした。中小国の駅で撮影出来そうか
調べていたら信号が進行現示。ほどなくEH500-52に牽引された貨物列車が
やってきました。
とにかく時々吹き付ける風が冷たいのなんの!やっぱり真冬の撮影は寒さとの
闘いになります。車を南に走らせてもらい、蓬田付近でウロウロしていると
またまた信号が進行現示。ほどなく踏切が鳴り485系3000番台の特急白鳥
を撮影出来ました。
雪煙が盛大に上がるので、編成の後ろは雪の中になってしまいます。
津軽海峡線での目的は、4061レに運用されるED79 50の撮影。いつもの油川
へ向かいましたが、いやあかなりの雪が積もっておりました。またまた上りの
信号が進行現示だったので構えると789系がかっ飛ばしてきました。
いつもはこの写真右手に細い道が続いており、その先の踏切で下り列車を撮影
するのですが、ここから先へ雪で行けず。東側の国道へ一度出て、横道を踏切
へ向かいますが、これも踏切手前で除雪は終了。撮影場所の踏切は冬季閉鎖の
ようです。新雪に埋もれながら撮影場所まで道を作りました。まずやって来た
のはまたまた789系スーパー白鳥。
振り返って後追いをしたのですが、なんと後ろ側は785系の増結車。この珍車
を撮りたかったのですが、雪煙でホワイトアウトしており、何だか分からない
写真になってしまいました。
そして4061レはほぼ定刻に踏切が鳴り出し、ED75 59先頭の重連貨物登場!
真冬の雪景色の中を走り抜けるED79 50をしっかり撮影する事が出来、大満足
の1日でした。この後青森市内に行き、駅近にある街中温泉で冷え切った体を
あたため、友人と夜の青森市内に繰り出しました。白子にいかにホタテと
やっぱり青森の味覚は旨かったです。
給料少なく休みが多い。。
それでも出かけていかれる姿に勇気付けられます!
しかし、今回の撮影は命がけですね。。
by Slow_ahead (2013-02-11 14:36)
>Slow_aheadさん
本当にね…休みはたくさんあれど、給料安いというか、こんなに頑張って
も上がらない。でもこれが本業なのですから、命掛けても?楽しんで
来ました。
by twingo583 (2013-02-11 18:31)
津軽鉄道のアテンダントさん、
私が全線完乗したときにお世話になった方です。
とても気さくで話しやすい方ですよね〜(^^)
それにしてもストーブ列車、
機関車の不具合とはいえ、DCでの運転とは残念でしたね。。。
タブレットをもって雪の中を佇む初老の駅員さん、
まるで「鉄道員(ぽっぽや)」の高倉健のような雰囲気ですね!
by あおたけ (2013-02-12 19:32)
>あおたけさん
アテンダントの大川さん、あおたけさんもお会いになっていた方
なのですね。美人さんなのに、気さくにお話出来て、かなり嬉しく
なってしまいました(^^)/
津軽鉄道の機関車、故障との事でちょっと心配になってしまいます
観光客の皆さんにとってみたら、DC牽きになっても、全く関係
ないのでしょうけど…
by twingo583 (2013-02-17 00:37)