181216タイ国鉄ナムトク線乗車 [鉄道]
18年12月16日日曜日
すっかり昨年のネタですが、この日タイ鉄仲間の皆さんで、カンチャナブリ・ナムトク行909レに特別車を貸切連結して、ナムトクまでの旅を楽しんで来ました。
909レはカンチャナブリ観光用の週末臨時列車です。ここしばらくはDCでの運行から客車での運行となり、中間に14系+24系が連結されることが多く注目の列車でした。
この909レにタイ鉄仲間の皆さんで12系改造の特別車231号を貸切増結して、終点までの旅を楽しんで来ました。早朝6:30にバンコク・ファランポーン駅を出発するので、タクシーで夜明け前の始発駅へ向かいました。
この日もいつも通り14系ハザ2両+オハネフ25 300が連結されていました。
タイ国鉄では14系24系の定期運用はなくなってしまったのですが、最近この909レにはかなりの確率でこれら国鉄型客車が連結されます。そして今回特別車を増結することで、たまにあるDCでの運行も回避出来、念願のタイ国鉄での14系24系乗車が可能になりました!
またこの日は自転車運搬車も団体貸切で増結。
とても賑やかな編成となりました。
定時より少し遅れていよいよ出発です!特別車は最後尾に連結で、しかも貫通路は開けっ放しなので展望車と同じ眺望が楽しめました。
バンスー駅からは南線へ入ります。バンコク中央駅となる新バンスー駅の工事も進んでいますね。
特別車231号の中はこんなサロン風な車内になっています。
この車両は床下にディーゼル発電機を積んでいるので、1両での増結が可能です。12系改造とはいえ、ここまで変わってしまっていると面影はほとんどありません。
列車はナコンパトム駅で40分程停車します。
どこへ行ってもタイ人は写真を撮るのも撮られるのも好き!
駅の周辺を少し散歩して、有名な世界一高い仏塔もチラッと見てきました。
さてナコンパトムを出た所で、いよいよお目当てのオハネフ25 300へ向かいました。ちょうど一区画空いており、車掌さんが使ってもいいよ〜とおっしゃってくれたので、ここでしばらく過ごしました。
いやあ〜もう懐かしいったらありゃしない!日本の本線上からは消えてしまった24系寝台が、モケットやカーテンが違うくらいで、ほぼそのままに走っているのです。お仲間の皆さんと鉄話をしたり、上段寝台に上って寝てみたりと、最高に幸せ時間を過ごしました。同行の若者君が梯子の使い方が分からなかったのには、世代を感じてしまいましたが、考えて見ればこんなの信頼の日本製だからこそ、今でも使えているのでしょう!
また側廊下は折りたたみ椅子もそのままでこれまた懐かしい!
ただし車内放送は一切使わない(使えない?)ので、車掌さんがこうやって車内を回ります。
ああ!本当にタイに来て良かったです(^o^)
幸せな時間はあっという間で、今度はカンチャナブリのクウェー河鉄橋駅で25分程停車します。映画戦場にかける橋で有名になった観光地です。
前回C56を撮影したのもこの場所。この日も多くの観光客で賑わっていました。
さていよいよ終点ナムトクに向けて列車は走ります。日本軍が捕虜を使って敷設した旧泰緬鉄道そのものを国鉄型客車に乗車して走り抜けて行くのも感慨深いものがあります。岩盤をくりぬいた難所。
そして道中最大の見所、木製のアルヒル桟道橋を時速5キロでそろりそろりと渡ります。
そしてほぼ定時に終点のナムトク駅に到着しました。
山間の良い駅ですね。本当はこの駅の先にある観光名所の滝近くまで線路が続いており、DCでの運行時はそこまで走るそうです、ただし客車の場合は機回しが出来ないのでこの駅が終点です。列車はほどなく滝方面へ行き、そこからスイッチバックの留置線へ押し込まれます。
坂の途中に駅があり、スイッチバックした留置線がほぼ水平という、ちょっと変わった駅でした。
バンコクから約5時間の国鉄型客車での旅。これが普段の姿なのですから、本当にタイでの生活はやめられません。幸せな旅となりました。
すっかり昨年のネタですが、この日タイ鉄仲間の皆さんで、カンチャナブリ・ナムトク行909レに特別車を貸切連結して、ナムトクまでの旅を楽しんで来ました。
909レはカンチャナブリ観光用の週末臨時列車です。ここしばらくはDCでの運行から客車での運行となり、中間に14系+24系が連結されることが多く注目の列車でした。
この909レにタイ鉄仲間の皆さんで12系改造の特別車231号を貸切増結して、終点までの旅を楽しんで来ました。早朝6:30にバンコク・ファランポーン駅を出発するので、タクシーで夜明け前の始発駅へ向かいました。
この日もいつも通り14系ハザ2両+オハネフ25 300が連結されていました。
タイ国鉄では14系24系の定期運用はなくなってしまったのですが、最近この909レにはかなりの確率でこれら国鉄型客車が連結されます。そして今回特別車を増結することで、たまにあるDCでの運行も回避出来、念願のタイ国鉄での14系24系乗車が可能になりました!
またこの日は自転車運搬車も団体貸切で増結。
とても賑やかな編成となりました。
定時より少し遅れていよいよ出発です!特別車は最後尾に連結で、しかも貫通路は開けっ放しなので展望車と同じ眺望が楽しめました。
バンスー駅からは南線へ入ります。バンコク中央駅となる新バンスー駅の工事も進んでいますね。
特別車231号の中はこんなサロン風な車内になっています。
この車両は床下にディーゼル発電機を積んでいるので、1両での増結が可能です。12系改造とはいえ、ここまで変わってしまっていると面影はほとんどありません。
列車はナコンパトム駅で40分程停車します。
どこへ行ってもタイ人は写真を撮るのも撮られるのも好き!
駅の周辺を少し散歩して、有名な世界一高い仏塔もチラッと見てきました。
さてナコンパトムを出た所で、いよいよお目当てのオハネフ25 300へ向かいました。ちょうど一区画空いており、車掌さんが使ってもいいよ〜とおっしゃってくれたので、ここでしばらく過ごしました。
いやあ〜もう懐かしいったらありゃしない!日本の本線上からは消えてしまった24系寝台が、モケットやカーテンが違うくらいで、ほぼそのままに走っているのです。お仲間の皆さんと鉄話をしたり、上段寝台に上って寝てみたりと、最高に幸せ時間を過ごしました。同行の若者君が梯子の使い方が分からなかったのには、世代を感じてしまいましたが、考えて見ればこんなの信頼の日本製だからこそ、今でも使えているのでしょう!
また側廊下は折りたたみ椅子もそのままでこれまた懐かしい!
ただし車内放送は一切使わない(使えない?)ので、車掌さんがこうやって車内を回ります。
ああ!本当にタイに来て良かったです(^o^)
幸せな時間はあっという間で、今度はカンチャナブリのクウェー河鉄橋駅で25分程停車します。映画戦場にかける橋で有名になった観光地です。
前回C56を撮影したのもこの場所。この日も多くの観光客で賑わっていました。
さていよいよ終点ナムトクに向けて列車は走ります。日本軍が捕虜を使って敷設した旧泰緬鉄道そのものを国鉄型客車に乗車して走り抜けて行くのも感慨深いものがあります。岩盤をくりぬいた難所。
そして道中最大の見所、木製のアルヒル桟道橋を時速5キロでそろりそろりと渡ります。
そしてほぼ定時に終点のナムトク駅に到着しました。
山間の良い駅ですね。本当はこの駅の先にある観光名所の滝近くまで線路が続いており、DCでの運行時はそこまで走るそうです、ただし客車の場合は機回しが出来ないのでこの駅が終点です。列車はほどなく滝方面へ行き、そこからスイッチバックの留置線へ押し込まれます。
坂の途中に駅があり、スイッチバックした留置線がほぼ水平という、ちょっと変わった駅でした。
バンコクから約5時間の国鉄型客車での旅。これが普段の姿なのですから、本当にタイでの生活はやめられません。幸せな旅となりました。
こんにちは。
Facebookでお世話になっております中村と申します。
カンチャナブリへの貸切列車に乗車されたのですねえ。羨ましいです。
こちらはタイで集まった有志の集いだったのですか?
カンチャナブリ週末観光列車に国鉄型車両が連結されているとは驚きです。
寝台車両は指定席扱いですか?
by 中村龍史 (2019-02-11 02:08)
>中村さん
今回はタイ鉄仲間の皆さんと日本からのゲストと一緒に乗車しましたよ。カンチャナブリ臨909レ/910レは客車で運転される場合は14系+24系が連結されます。列車自体が全車指定席です。14系と24系はどちらも2等AC車なので、24系指定は難しいみたいです。しかも時々THN系DCでの運転もあります。
by twingo583 (2019-02-16 12:38)