「風っこ烏山」号＆両毛線211系方転配給撮影

8月26日日曜日
今日も残暑厳しい一日でした。太陽が容赦なく照りつけ、蒸し暑さで嫌になるような
天気の中、それでも撮りたい列車が走るので、栃木県まで撮影に行って来ました。
まずは烏山線。この土日でびゅーコースター風っこを使った「風っこ烏山」号が運転
されました。この列車、定期列車にびゅーコースターを連結して走る列車なため、
両端に通常のキハ40が連結されます。もちろんイベント列車でもあるため、両端の
キハ40は旧国鉄色車が連結されていました。これまで烏山線内で撮影した事がない
ので、びゅーコースターよりは旧国鉄色狙いで撮影して来ました。

烏山線の撮影地は全然知らないので、以前真岡鉄道から蒲須坂へ向かった際、
ここは良さそう！と思えた滝駅近くの築堤に向かいました。


うーん、やっぱり夏場は草が生い茂ってしまっていて、今ひとつですね。それでも
雲が次々と掛かる天気でしたが、何とか日が射してくれました。

駅の隣りにある踏切では、通過前にやってきたJR東日本の職員さんが「歓迎　ようこそ
烏山線へ」の幟をもって手を振っていました。散歩途中のおばちゃんも一緒に…

ローカル線らしくて良い光景ですね。

終点烏山駅で、2号として折り返すまで停車中の姿を撮影。右側には蓄電池駆動電車
への給電設備が見えますね。

駅前では歓迎の和太鼓演奏があり、出店が出ていて、ちょっとしたお祭り状態でした。
せっかくなのでお煎餅やお饅頭などをお土産に購入し、昼ご飯用にお赤飯を調達。

さてどこへ行こうかとナビを頼りに車を走らせ、滝-小塙駅間へ向かいました。田んぼ
の向こうに同業者らしい車が見えたので、歩いていってみると、多くの三脚が既に
立っていました。どうやらトンネルを抜けてきた所が有名撮影地のようです。三脚群
の端から何とか撮影。

最後尾が山陰に掛かってしまっていますね。引いてもう1枚！


どちらもかなりカツカツになってしまいましたが、それでもギリギリ入った！

烏山線は並行して走る道路が整備されており、上りは大金駅での5分停車もあるため
普通に走って十分追っかけが可能でした。鴻野山-仁井田駅間で順光になりそうだった
ので、その区間で撮影しました。


さらに今度は宝積寺で12分間停車するので、鬼怒川を渡った宝積寺-岡本間の東北本線
まで行ってみました。

うーん、またしても草の洗礼を受けてしまいました。夏場は草との闘いになります。

今度は3号の撮影です。宇都宮での折り返し時間は僅かに5分間なので、急いで烏山線に
戻ります。宝積寺-下野花岡間に田園風景が広がっていたので、ここでも青い空を入れて
広角気味に撮影です。

またしてもギリギリ入ったけど、もう少し余裕が欲しいところです。

さてまたまた追っかけ。2号を最初に撮った小塙-滝駅間が上下両方向共良さそうな
ポイントだったので、正面に日は当たらないものの、行ってみました。山の中にわけ
入っていく感じがして、なかなか良いポイントでした。


これで烏山線の撮影は終了です。折り返しの4号を撮っても良いのですが、両毛線の
小山-思川間で211系配給列車を撮影するのに時間が微妙となるため移動しました。

幕張の211系が長野に転属になったのですがこれを方転するため運転された今回の
配給列車。長野から首都圏を通り、東北→両毛→高崎線を使っての方転配給を
EF64 1030が牽引しました。通過前はかんかん照りで、残暑はもうたくさん！という
ほど良い天気だったのに、薄い雲が掛かってしまったのがちょっと残念でした。

両毛線内を追っかけしても良かったのですが、猛暑の烏山線と両毛線で待っている
間にすっかり体力を消耗してしまい、帰宅する事に。途中栗橋-古河間でカシオペア
を撮影して、本日は終了です。


しかし炎天下での撮影三昧な一日。8月も終わりだというのに、またまた真っ黒く
やけてしまいました。また「焼けてるね〜どうしたの？」と言われてしまいそう…

コメント 2

国鉄色サンドの「風っこ」とは、豪華編成ですね(^^)
平坦なところを走るイメージのある烏山線ですが、
案外緑の深い山のようなところへも入ってゆくのですね。
そして夕日に照らされたローアングルの「カシオペア」は迫力満点！
広角で引き付けて、この位置で止められるウデに脱帽です！
by あおたけ (2012-08-27 19:18) 

>あおたけさん
烏山線は初めての撮影でしたが、大金から烏山にかけては、山の中を
抜けていきます。今回は思う存分国鉄色のキハ40、それもヘッドマーク
付きを撮影する事が出来て満足でした。
カシオペアはいつも撮っているので、失敗してもいいや！という気持ちで
撮りました。うまい具合に撮れて良かったです。
by twingo583 (2012-09-09 23:17)