富山遠征・富山地方鉄道編 [鉄道]
8月16日木曜日
午前中のJR撮影に引き続き、午後は富山地方鉄道の撮影に向かいました。
富山地方鉄道略して地鉄。今から30年以上前の子供の頃、立山黒部アルペンルートを
越えてきて、立山駅から宇奈月温泉まで乗車した時以来の訪問です。その時は確か
名鉄キハ8000系の地鉄内運用の「アルペン特急」だったはず!懐かしい思い出です。
さてその後どこかで一度撮影に行きたいと思いながら行く機会に恵まれなかった地鉄
ですが、今回ようやく撮影する事が出来ました!
地鉄鉄道線へ行く前に、ちょっとだけ軌道線を南富山駅で撮影しました。ちょうど
旧塗装らしき路面電車がやってきました。
7000形7018で唯一の旧塗装車であるのを、後から知りました。都電8000形がベース
のようですね。
さて早速地鉄鉄道線の撮影に向かいます。撮影場所がどこにあるのか、全く知らない中
車を走らせていたところ、常願寺川を鉄橋で越える場所をナビで発見。光線状態はちょっと
厳しい感じでしたが、河原から撮影できるのでこの場所に腰を据えてじっくり撮影する事
にしました。
この鉄橋は本線の越中荏原と越中三郷の間に位置し、本線と立山線両方の電車が走るので
地方私鉄とは思えない頻度で電車がやってきました。まずは地鉄最古参の14720形。
1962年の製造との事なので、かなりの古参電車です。当時地方鉄道車両の製造に熱心だった
日本車輌製。同世代長野2000系も結局一度も乗ることが無かったので、この電車には一度
乗ってみたいと思います(と書いておきながら、結局乗らずに終わってしまいそうです…)。
そして巻頭写真にもあげた14760形。登場は1979年ですが、初めてF誌で見た時に地方私鉄
なのになんてカッコいい電車なんだろう!と思ったのを今でも覚えています。
今見てもやっぱりスタイルの良い電車だと思います。このオリジナル塗色もお気に入り。
それに比べてこちらの新カラーは今ひとつに思えてしまいます。
かぼちゃ色と言われているようですが、これはどう考えてもオリジナルが良いです。
しかしご多分に漏れず地方私鉄は経営が厳しい状況に…14760形以後新造車はなく、京阪
3000系の車体を利用した10030形の増備が続きました。
この電車、下回りは営団3000系や国鉄485系なんですね。しかしやっぱりかぼちゃ色は
どうもしっくりこないなあ〜と思っていたら…
京阪での旧3000系の引退イベントに呼応して、1編成が京阪オリジナル色に復帰。しかも
正面の鳩マークに、車内のテレビも復活し、側面には「テレビカー」の文字付き!残念
ながら写真ではテレビカーの文字が見えないのですが、やっぱりこのカラーが似合います。
そして最後は元西武レッドアロー5000系の16010形。
実は関東の私鉄の中で、西武が一番なじみがないのです。ほとんど西武って撮影した事が
ないし、未だに形式がほとんど分からない。なので5000系も西武現役時代一度として
撮った事も乗った事もありません。改造されたとは言え、今回が初の撮影です。
上の写真の第2編成は観光列車「アルプスエキスプレス」用に改造されていますが、外観は
ほとんどオリジナルのまま。評判の分かれる奇抜なデザインを多用する水戸岡鋭次デザイン
にしては、オリジナルを尊重し好ましく思えます。今回は平日なので、2連で通常ダイヤへの
充当でしたが、休日は3連で「アルプスエキスプレス」として運行されるようです。
一方第1編成はよりオリジナルに近い姿のまま運行されています。
この撮影地、夕方になるとポールのない方が順光になり、しかもバックに立山連峰が入る
撮影地です。今回は夕方前から曇ってしまい、山もイマイチ見えてくれなかったので、
今ひとつな写真が多いのですが、晴れ渡った夕方などきっと綺麗な1枚をものにできそうな
ポイントでした。運行本数も多い地鉄、また撮りに行きたいと思いました。
これで撮影終了し、お土産を購入しようと魚津へ向かう途中、ふと気がつけば札幌行き
トワイライトエクスプレスの通過時刻まで30分くらい。これは撮影するしかないでしょう!
との事で、急遽東滑川近辺で撮影地を探しました。何とか撮れそうな場所を発見して撮影。
今となっては若番機の43号機の牽引でした。
結局自宅に帰り着いたのは23:30過ぎ。ほぼ24時間の富山往復撮影行でした。この間の
睡眠時間はたぶん1時間20分程度。ほとんど完全徹夜に近い形での富山遠征でしたが、
撮りたいと思っていたものをほとんど撮影する事が出来て、満足度の高い旅になりました。
しかし我ながらまだまだ体力あるんだなぁ〜と実感。好きな事だからこそ!ですね。
午前中のJR撮影に引き続き、午後は富山地方鉄道の撮影に向かいました。
富山地方鉄道略して地鉄。今から30年以上前の子供の頃、立山黒部アルペンルートを
越えてきて、立山駅から宇奈月温泉まで乗車した時以来の訪問です。その時は確か
名鉄キハ8000系の地鉄内運用の「アルペン特急」だったはず!懐かしい思い出です。
さてその後どこかで一度撮影に行きたいと思いながら行く機会に恵まれなかった地鉄
ですが、今回ようやく撮影する事が出来ました!
地鉄鉄道線へ行く前に、ちょっとだけ軌道線を南富山駅で撮影しました。ちょうど
旧塗装らしき路面電車がやってきました。
7000形7018で唯一の旧塗装車であるのを、後から知りました。都電8000形がベース
のようですね。
さて早速地鉄鉄道線の撮影に向かいます。撮影場所がどこにあるのか、全く知らない中
車を走らせていたところ、常願寺川を鉄橋で越える場所をナビで発見。光線状態はちょっと
厳しい感じでしたが、河原から撮影できるのでこの場所に腰を据えてじっくり撮影する事
にしました。
この鉄橋は本線の越中荏原と越中三郷の間に位置し、本線と立山線両方の電車が走るので
地方私鉄とは思えない頻度で電車がやってきました。まずは地鉄最古参の14720形。
1962年の製造との事なので、かなりの古参電車です。当時地方鉄道車両の製造に熱心だった
日本車輌製。同世代長野2000系も結局一度も乗ることが無かったので、この電車には一度
乗ってみたいと思います(と書いておきながら、結局乗らずに終わってしまいそうです…)。
そして巻頭写真にもあげた14760形。登場は1979年ですが、初めてF誌で見た時に地方私鉄
なのになんてカッコいい電車なんだろう!と思ったのを今でも覚えています。
今見てもやっぱりスタイルの良い電車だと思います。このオリジナル塗色もお気に入り。
それに比べてこちらの新カラーは今ひとつに思えてしまいます。
かぼちゃ色と言われているようですが、これはどう考えてもオリジナルが良いです。
しかしご多分に漏れず地方私鉄は経営が厳しい状況に…14760形以後新造車はなく、京阪
3000系の車体を利用した10030形の増備が続きました。
この電車、下回りは営団3000系や国鉄485系なんですね。しかしやっぱりかぼちゃ色は
どうもしっくりこないなあ〜と思っていたら…
京阪での旧3000系の引退イベントに呼応して、1編成が京阪オリジナル色に復帰。しかも
正面の鳩マークに、車内のテレビも復活し、側面には「テレビカー」の文字付き!残念
ながら写真ではテレビカーの文字が見えないのですが、やっぱりこのカラーが似合います。
そして最後は元西武レッドアロー5000系の16010形。
実は関東の私鉄の中で、西武が一番なじみがないのです。ほとんど西武って撮影した事が
ないし、未だに形式がほとんど分からない。なので5000系も西武現役時代一度として
撮った事も乗った事もありません。改造されたとは言え、今回が初の撮影です。
上の写真の第2編成は観光列車「アルプスエキスプレス」用に改造されていますが、外観は
ほとんどオリジナルのまま。評判の分かれる奇抜なデザインを多用する水戸岡鋭次デザイン
にしては、オリジナルを尊重し好ましく思えます。今回は平日なので、2連で通常ダイヤへの
充当でしたが、休日は3連で「アルプスエキスプレス」として運行されるようです。
一方第1編成はよりオリジナルに近い姿のまま運行されています。
この撮影地、夕方になるとポールのない方が順光になり、しかもバックに立山連峰が入る
撮影地です。今回は夕方前から曇ってしまい、山もイマイチ見えてくれなかったので、
今ひとつな写真が多いのですが、晴れ渡った夕方などきっと綺麗な1枚をものにできそうな
ポイントでした。運行本数も多い地鉄、また撮りに行きたいと思いました。
これで撮影終了し、お土産を購入しようと魚津へ向かう途中、ふと気がつけば札幌行き
トワイライトエクスプレスの通過時刻まで30分くらい。これは撮影するしかないでしょう!
との事で、急遽東滑川近辺で撮影地を探しました。何とか撮れそうな場所を発見して撮影。
今となっては若番機の43号機の牽引でした。
結局自宅に帰り着いたのは23:30過ぎ。ほぼ24時間の富山往復撮影行でした。この間の
睡眠時間はたぶん1時間20分程度。ほとんど完全徹夜に近い形での富山遠征でしたが、
撮りたいと思っていたものをほとんど撮影する事が出来て、満足度の高い旅になりました。
しかし我ながらまだまだ体力あるんだなぁ〜と実感。好きな事だからこそ!ですね。
個性的なオリジナル車と、かつて名車と言われた中古車たちが
いい感じで融合している富山地鉄、じっくりと訪れてみたい路線です。
とくに関東の人間からすると元・西武5000系のレッドアローが
懐かしいです。結局、西武時代は一枚も撮れなかった車両でした。。。
by あおたけ (2012-08-27 19:04)
>あおたけさん
今回は時間も限られた中での撮影なので、一カ所でまずは車両を
片っ端から撮る形にしましたが、豊かな自然の中を走る私鉄なので
綺麗な風景の中でじっくり撮影してみたいですね。レッドアローも
僅か2両編成とはいえ、オリジナルに近い形と色なのがgoodです。
by twingo583 (2012-09-09 23:07)