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2014夏・青森遠征1 竜飛岬へ行って来た編 [鉄道]

8月10日日曜日
お盆休みにどこへ行こうかと色々考えたのですが、臨時あけぼのが走り、海峡線での撮影が出来る青森へ行く事にしました。当初は夜行バス往復を狙ったのですが、やはりこの時期はすでにほぼ満席状態。仕方ないので18切符で行こうかなあ〜と思いましたが、ダメ元でJALのホームページを覗いたら、まだ空席が残っていました。なのでマイレージを使って一気に青森へ行ってきました。
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※写真はラウンジから撮影したスカイマークの新鋭機A330。中にはミニスカCAが搭乗かな?

羽田10:20-JAL1203-青森11:35
台風の影響が心配されたこの日、ノロノロ台風だったため、北へ向かう飛行機には影響なく一安心。しかし、青森到着20分くらい前にかなり大きく揺れ、サービス中のCAも思わず通路にしゃがみ込むほど。そんな悪天候の中、雨の青森に到着しました。青森空港では7日に終わってしまったねぶたのミニチュアがお出迎え。
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レンタカー会社の方に迎えに来てもらい、市内のお店でレンタカーを借り受けしました。中古車を利用した格安レンタカーで今回の相棒はこちら…
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14年落ち95000キロ走った初代トヨタラウム。まあ安いんだからこんなもんでしょうと走らせてみましたが、意外にしっかりした乗り心地で経年劣化をあまり感じませんでした。

さて青森についてどうするかはノーアイディア。もちろん天気が良ければ早速海峡線の撮影にでも向かうのですが、撮影するには少々厳しい雨が降っています。そこで行った事がない津軽海峡線の撮影地を巡りながら、一度は行ってみたかった竜飛岬を目指す事にしました。

青森市内から津軽海峡線の有名撮影地油川を通り、国道280号線内真部 - 蓬田バイパスへ。この道路が開通してから、津軽海峡線沿線へのアプローチが格段と便利になりました。青森市内から30分ちょっとで蟹田-中小国間に到着。踏切を渡ったポイントに着くとすぐに接近無線が下り接近となりだします。しかしあまりにも激しい雨で外に出るのを躊躇するほど。そこでクルマを撮影ポイントに寄せて、窓を半分開けて撮影しました。やってきたのは485系3000番台の特急白鳥。
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多客期の日曜日ですが増結されていない6連でした。他にも金太郎の貨物を上下2本撮影しました。
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少し場所を中小国側に移動してもう一カ所の撮影場所をチェック。ここでは津軽線三厩から来たキハ40の単行を撮影しました。
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それにしても冷たい雨で難儀しました…

海峡線での撮影を終えて、クルマで竜飛岬を目指しました。以前から一度は行ってみたかった竜飛岬。こんな天気ならば津軽海峡線での撮影をきっぱり諦められるというものです。中小国から竜飛岬までクルマで30分ほどで到着です。灯台下の駐車場にクルマを停めて、灯台まで行こうと思うのですが、あまりにも風が強くこれは傘などさしたら一瞬で破壊されてしまいそう…なのでバスタオルを頭に巻いて、ダッシュで灯台へ向かいます。
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もう体が吹き飛ばされてしまいそうなくらいの強風。景色を楽しむ間もなく、来たという事実を残しただけでクルマに戻りました。駐車場にあったお土産屋さんでイカ焼きとツブ貝を煮たものを購入して、車中で食べました。ホントは景色を眺めながら食べたいところですが、この天候では仕方ありません。
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さてこの後、青函トンネル記念館へ向かいました。このような施設があるのを実は知らなかったのですが、先日いつも素晴らしいブログを書かれているあおたけさんが、7月下旬にこの竜飛岬を訪れた際の模様を書かれており、この施設があるのを知りました。そしてこの記念館、青函トンネルの旧竜飛海峡駅近くの海底まで、ケーブルカー「青函トンネル竜飛斜坑線」に乗して見学できるという、鉄にとっては心躍る記念館でした。
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だいたい1時間に1本ほど運転されています。自分が乗ったのは15:40発。15分前くらいから並んで、半室運転台(と言ってもケーブルカーなので監視員が乗るだけですが…)の隣にある最前列ロングシートを確保です。定刻になると警報音が鳴り出し、トンネルへの入り口(風が流れ込むのを防いでいるようです)が開き、いよいよ「体験坑道駅」に向けて出発です。秘密基地への探検に出発するみたいで、ワクワクします!
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海底下140mの終点までは778m。斜度は見た目ほどきつくなく14度だそうです。思っていたより速い速度で海底に向けて降りていきますが、このケーブルカー、サスが無いようでガツンガツンと結構ショックが来ます。
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約8分ほどで「体験坑道駅」に到着ですが、直前に坑道に分岐するポイントがありました。青函トンネル掘削時には資材輸送用に使っていたのでしょうね。
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駅からは約20分間、係の人の案内に従って坑内を見学します。坑内には掘削時の様々な展示物やパネルがありましたが、鉄的にはやはりこのバッテリーロコと人車が気になりました。
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見学コースの一番奥に扉がありました。この400m先が廃止されてしまった竜飛海底駅だそうです。あ〜行ってみたいなあ!
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見学を終え、再びケーブルカー「もぐら号」で「青函トンネル記念館駅」へ戻りました。
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あれ?ヘッドマークには「もぐら号」と書いてありましたが、サイドは「宝くじ号&セイカン1」となってますね…

帰りがけ、少し風雨が弱まっていたので再び竜飛岬へ行き、有名な階段国道339号線を歩いてみました。
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しかし歩いている途中で再び風雨が強くなってきたので、全段走破を諦め引き返しました…

これにて竜飛岬観光は終了。三厩の街を抜けたところにある青函トンネル入り口を見学しました。
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この先は北海道なんだなあ〜と感慨に耽っていると、ゴーという音がしてきました。お?これは何か来るぞ!
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789系スーパー白鳥が飛び出してきました。コンデジしか持ち出していなかったのが残念です。しかしこのトンネル横の公園も、新幹線が通る頃にはきっと柵に覆われてしまうのでしょうね…

青森に戻り、夜は青森在住の友人と津軽三味線の演奏がある居酒屋へ。
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青森に来る度に時々津軽三味線の演奏を聴きますが、生で聴く津軽三味線の音色は、青森に来たことを実感させてくれます。そして味覚も大満足!
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あおたけ

ブログのコメントを通して、竜飛岬へ行かれるとは聞いていましたが、
さっそく着いた初日に行かれたのですね!
ちょうど台風とかち合ってしまって、荒れた天気のようですが、
青函トンネル記念館は、お天気に関係なく楽しめたのでは
ないでしょうか(笑)
青函トンネル入り口にある公園、
実はここも行ってみたかった候補のひとつだったのですが、
さすがに列車利用だとまわり切れずに諦めてしまったんです。
ここでの「スーパー白鳥」、いいですね!

シメの魚介類も、美味しそうですね~。
地元に知り合いがいるのは、こういう時に便利ですね!
by あおたけ (2014-08-17 14:32) 

twingo583

>あおたけさん
今回はあおたけさんのブログでこのようなケーブルカーがあるのを
初めて知りました。天気が悪く撮影には向かない天候だったので
思い切って行ってみたかった竜飛岬へ行きました。しかしホントに
風雨が強くて参りましたが、地下探検は天候に関係ないので、いや〜
楽しかったです。
青函トンネルの入り口、一眼を持ってクルマから離れるべきだったと
後悔です。

それにしても青森は、だいたいどお店に行っても魚介類が美味しい
ですね。幸せ幸せな時間となりました。
by twingo583 (2014-08-17 22:21) 

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