再び山陰トワイライトを追いかけて 後編 [鉄道]
2015年11月8日日曜日
前日夜は新山口駅前のホテルに宿泊。レンタカーを夜のうちに借りておき、この日は午前5時30分にホテルを出発し、山陰本線でのトワイライトエクスプレスの撮影に向かいます。前回来た時に新山口から東萩へは小郡萩道路という無料の高速道路を通ると非常に短時間で移動出来る事が分かったので、宿泊費が高くなる東萩でなく、新山口に宿泊して少し早めに出発しました。東萩からは山陰本線に並行する国道191号線を益田方向へ走ります。目指したのは飯浦-江崎間。前回撮影に来た時に、お仲間の方が追っかけ中に見つけられた場所です。まずは上りのキハ40単行を撮影。
この日の予報は雨模様でしたが、早朝から雨には降られず曇り空のままでした。ところがいつしか空が明るくなり、雲間から薄日が射すような天気に変わりました。晴れてしまうとこの場所は逆光になってしまいますし、それならば、反対方向から撮影した方が良かったかもしれません。ところで前日トワイライト時変事件があったので、山陰区間でも時間通りにやって来るか不安でしたが、ほぼ定刻にやって来てくれました。
非電化区間の築堤ストレートをやってくる原色DD51+トワイライトエクスプレス、やっぱりカッコイイですね。
すぐに撤収して撮影を続けます。須佐から宇田郷にかけては長大トンネルのバイパスがショートカットしてくれます。宇田郷には有名なコンクリート橋があるのですが、そこからほど近い場所で海と列車を入れて撮影出来る場所を発見。
ここ、なかなか良い場所ではありませんか!しかし有名撮影地に近いためか、同業者はなんとゼロ。天気の良い時に撮影したい場所でした。
すぐにクルマを走らせると、道路と併走しながらゆっくり走るトワイライトを追い越してしまいました。木与駅手前で3度目の撮影。
ちょっと露出が狂ってしまいました…
4回目の撮影は、前回来訪時にロケハンしていた、長門大井-越ヶ浜間の場所へ。前回は草が茂っており撮影を断念しましたが、今回はきっと同業者の手によるものでしょうか、綺麗に草が刈られておりました。
うーん、なかなか良い場所ですね。当初は2回撮影出来ればいいかなあ〜と思っておりましたが、難無く4発撮影する事が出来て、朝から大満足の結果になりました。
トワイライトは東萩駅でお昼まで停車となります。気合を入れた撮影をしたので、ホッと一息ということで、萩の外れにある越ヶ浜港を少しお散歩しました。
港の向こうに見える山は笠山というそうです。
萩市内のファミレス・ジョイフルでモーニングを食べました。ハンバーグセットが何と398円!なんせお昼まで時間があるのですから、ゆっくりドリンクバイキングも楽しめます。
次の撮影地へ向かう前に、東萩駅に停車中のトワイライトを撮影しました。
さて後半戦の撮影地は、今回のトワイライトエクスプレス運転における一番有名な撮影地・玉江-三見間・通称サンタマへ向かいます。対向車がきたらアウトな狭い県道を進んでいくと右側に海が見える撮影地に到着です。すぐに下りの臨時快速長門市行きが来るので、まずは道路から撮影しました。
この場所でも海が入って良い感じのポイントですが、ここは何と言っても山の上からの俯瞰撮影が有名なポイントです。まずは線路に近い場所の斜面上に同業者の方がいたので、そちらへ手ぶらで登ってみました。とにかく山の斜面を無理矢理登る場所で、斜面には2カ所ロープが下がっており、そのロープに掴まりながら急斜面を登ります。しかしどうもあまり良い感じに思えない場所だったので、すぐに下山しました。
少し萩方面に戻ったところに、斜面を登る小径があったので、今度はこちらを登ってみました。この斜面もかなりの急斜面で、木々に掴まりながら一歩ずつ登っていきます。そして木々が途切れた場所が現れると、そこが撮影地でした。シルバーウイークなど朝の段階でも、もの凄い数の同業者がこの山にいたそうで、早めの場所確保を覚悟していたのですが、今回は僅かに4名ほどしかいませんでした。一度下山したところで、東萩行きの臨時快速「幕末ISHIN」号がやってきたので、撮影しました。
名称も付いた快速ですが、専用ラッピングとなったキハ120 325が1両で通過して行きました。
リュックに機材を詰めて、再び急斜面を登ります。相当な急斜面なので、雨が降ったら登るのは困難になりそうです。時間としては5分くらいで登れるのですが、この日は11月とは思えない暖かさで、機材を担いで登りきった時には汗だくになってしまいました。
場所を確保し、まずは先ほどの幕末ISHIN号の折り返しを撮影しました。
いい景色ですね。晴れていたら本当に素晴らしい景色でしょう。
さて12時を過ぎそろそろトワイライトがやってくる時間です。用意をしだいした頃、踏切が鳴り出しました。聞いていた時刻より5〜6分ほど早い感じですが、この場所は眼下に踏切があるので、慌てずに撮影スタンバイが出来ます。FUJI X-E1は列車をアップ気味で撮影。
換算50mmのE-M1は水平線の向こうまで入れて撮影。
有名なサンタマでトワイライトを撮影する事が出来ました!でもやっぱり晴天下で撮影したかったなあ…
落ちないように気をつけて下山し、クルマで追っかけ開始です。クルマを走らせてすぐに雨が降り出しました。あ〜危なかった!雨の中で斜面を下るのは結構危なかったと思います。
なかなか列車に追いつけなかったのですが、長門市の先で列車を追い越しました。ここから先はほとんど撮影地が分からないので、カンを頼りに撮影しました。
長門市-黄波戸
長門粟野-阿川
長門二見-宇賀本郷
湯玉-小串
分からないまま撮影してしまったのですが、クルマで走っていると、もっと良さそうな撮影地が点在していました。もう一度来たら、もっとまともな場所で撮れそうですが、仕方ないですね…
トワイライトの最後の撮影は、前回も撮影した黒井村-梅ヶ峠間で撮影しました。
うーん、ちょっと露出もピントも失敗してしまいました…
後追いもカマが入らず失敗です…
なのでここはビデオの方をご覧下さい。DD51のサウンドがいい感じです。
https://youtu.be/WGl9sG6_Afo
これにて山陰トワイライトの撮影は終了です。続行でキハ47系7000番台みすゞ潮彩2号が来るので、そちらを撮影しました。
後半戦はどうも消化不良のまま終わってしまいました。もう一回来ようかな…
この後は幡生へ移動し、幡生工場でトワイライト色に塗り替えられたらしいEF65 1124を探しましたが発見できず。代わりにこんな車両を撮影出来ました。
クモハ11117ですが、朽ち果てる寸前な感じです。
幡生工場を見渡せる跨線橋から少し撮影しました。
切り妻115系!
そして最後は105系の3連を撮影しました。先頭は103系1000番台からの改造車ですね。
下関駅前でレンタカーを返却し、この日最後の撮影を下関駅でおこないました。
高価な交直流電車415系鋼製車は未だに大事に使われていますね。
ここでのお目当てはこちら!
クモハ123系と105系の3連です。この日はクモハ123-2でした。
出発する姿を流して終了です。
こうして長い一日が終了しました。下関駅内にある居酒屋でA君と反省会を開きました。
ふぐ刺しに小ふくの唐揚げに芋焼酎高千穂ロックは美味しかったです。
今回も天気に恵まれない撮影になってしまいましたが、3度目の正直はあるかなあ〜
前日夜は新山口駅前のホテルに宿泊。レンタカーを夜のうちに借りておき、この日は午前5時30分にホテルを出発し、山陰本線でのトワイライトエクスプレスの撮影に向かいます。前回来た時に新山口から東萩へは小郡萩道路という無料の高速道路を通ると非常に短時間で移動出来る事が分かったので、宿泊費が高くなる東萩でなく、新山口に宿泊して少し早めに出発しました。東萩からは山陰本線に並行する国道191号線を益田方向へ走ります。目指したのは飯浦-江崎間。前回撮影に来た時に、お仲間の方が追っかけ中に見つけられた場所です。まずは上りのキハ40単行を撮影。
この日の予報は雨模様でしたが、早朝から雨には降られず曇り空のままでした。ところがいつしか空が明るくなり、雲間から薄日が射すような天気に変わりました。晴れてしまうとこの場所は逆光になってしまいますし、それならば、反対方向から撮影した方が良かったかもしれません。ところで前日トワイライト時変事件があったので、山陰区間でも時間通りにやって来るか不安でしたが、ほぼ定刻にやって来てくれました。
非電化区間の築堤ストレートをやってくる原色DD51+トワイライトエクスプレス、やっぱりカッコイイですね。
すぐに撤収して撮影を続けます。須佐から宇田郷にかけては長大トンネルのバイパスがショートカットしてくれます。宇田郷には有名なコンクリート橋があるのですが、そこからほど近い場所で海と列車を入れて撮影出来る場所を発見。
ここ、なかなか良い場所ではありませんか!しかし有名撮影地に近いためか、同業者はなんとゼロ。天気の良い時に撮影したい場所でした。
すぐにクルマを走らせると、道路と併走しながらゆっくり走るトワイライトを追い越してしまいました。木与駅手前で3度目の撮影。
ちょっと露出が狂ってしまいました…
4回目の撮影は、前回来訪時にロケハンしていた、長門大井-越ヶ浜間の場所へ。前回は草が茂っており撮影を断念しましたが、今回はきっと同業者の手によるものでしょうか、綺麗に草が刈られておりました。
うーん、なかなか良い場所ですね。当初は2回撮影出来ればいいかなあ〜と思っておりましたが、難無く4発撮影する事が出来て、朝から大満足の結果になりました。
トワイライトは東萩駅でお昼まで停車となります。気合を入れた撮影をしたので、ホッと一息ということで、萩の外れにある越ヶ浜港を少しお散歩しました。
港の向こうに見える山は笠山というそうです。
萩市内のファミレス・ジョイフルでモーニングを食べました。ハンバーグセットが何と398円!なんせお昼まで時間があるのですから、ゆっくりドリンクバイキングも楽しめます。
次の撮影地へ向かう前に、東萩駅に停車中のトワイライトを撮影しました。
さて後半戦の撮影地は、今回のトワイライトエクスプレス運転における一番有名な撮影地・玉江-三見間・通称サンタマへ向かいます。対向車がきたらアウトな狭い県道を進んでいくと右側に海が見える撮影地に到着です。すぐに下りの臨時快速長門市行きが来るので、まずは道路から撮影しました。
この場所でも海が入って良い感じのポイントですが、ここは何と言っても山の上からの俯瞰撮影が有名なポイントです。まずは線路に近い場所の斜面上に同業者の方がいたので、そちらへ手ぶらで登ってみました。とにかく山の斜面を無理矢理登る場所で、斜面には2カ所ロープが下がっており、そのロープに掴まりながら急斜面を登ります。しかしどうもあまり良い感じに思えない場所だったので、すぐに下山しました。
少し萩方面に戻ったところに、斜面を登る小径があったので、今度はこちらを登ってみました。この斜面もかなりの急斜面で、木々に掴まりながら一歩ずつ登っていきます。そして木々が途切れた場所が現れると、そこが撮影地でした。シルバーウイークなど朝の段階でも、もの凄い数の同業者がこの山にいたそうで、早めの場所確保を覚悟していたのですが、今回は僅かに4名ほどしかいませんでした。一度下山したところで、東萩行きの臨時快速「幕末ISHIN」号がやってきたので、撮影しました。
名称も付いた快速ですが、専用ラッピングとなったキハ120 325が1両で通過して行きました。
リュックに機材を詰めて、再び急斜面を登ります。相当な急斜面なので、雨が降ったら登るのは困難になりそうです。時間としては5分くらいで登れるのですが、この日は11月とは思えない暖かさで、機材を担いで登りきった時には汗だくになってしまいました。
場所を確保し、まずは先ほどの幕末ISHIN号の折り返しを撮影しました。
いい景色ですね。晴れていたら本当に素晴らしい景色でしょう。
さて12時を過ぎそろそろトワイライトがやってくる時間です。用意をしだいした頃、踏切が鳴り出しました。聞いていた時刻より5〜6分ほど早い感じですが、この場所は眼下に踏切があるので、慌てずに撮影スタンバイが出来ます。FUJI X-E1は列車をアップ気味で撮影。
換算50mmのE-M1は水平線の向こうまで入れて撮影。
有名なサンタマでトワイライトを撮影する事が出来ました!でもやっぱり晴天下で撮影したかったなあ…
落ちないように気をつけて下山し、クルマで追っかけ開始です。クルマを走らせてすぐに雨が降り出しました。あ〜危なかった!雨の中で斜面を下るのは結構危なかったと思います。
なかなか列車に追いつけなかったのですが、長門市の先で列車を追い越しました。ここから先はほとんど撮影地が分からないので、カンを頼りに撮影しました。
長門市-黄波戸
長門粟野-阿川
長門二見-宇賀本郷
湯玉-小串
分からないまま撮影してしまったのですが、クルマで走っていると、もっと良さそうな撮影地が点在していました。もう一度来たら、もっとまともな場所で撮れそうですが、仕方ないですね…
トワイライトの最後の撮影は、前回も撮影した黒井村-梅ヶ峠間で撮影しました。
うーん、ちょっと露出もピントも失敗してしまいました…
後追いもカマが入らず失敗です…
なのでここはビデオの方をご覧下さい。DD51のサウンドがいい感じです。
https://youtu.be/WGl9sG6_Afo
これにて山陰トワイライトの撮影は終了です。続行でキハ47系7000番台みすゞ潮彩2号が来るので、そちらを撮影しました。
後半戦はどうも消化不良のまま終わってしまいました。もう一回来ようかな…
この後は幡生へ移動し、幡生工場でトワイライト色に塗り替えられたらしいEF65 1124を探しましたが発見できず。代わりにこんな車両を撮影出来ました。
クモハ11117ですが、朽ち果てる寸前な感じです。
幡生工場を見渡せる跨線橋から少し撮影しました。
切り妻115系!
そして最後は105系の3連を撮影しました。先頭は103系1000番台からの改造車ですね。
下関駅前でレンタカーを返却し、この日最後の撮影を下関駅でおこないました。
高価な交直流電車415系鋼製車は未だに大事に使われていますね。
ここでのお目当てはこちら!
クモハ123系と105系の3連です。この日はクモハ123-2でした。
出発する姿を流して終了です。
こうして長い一日が終了しました。下関駅内にある居酒屋でA君と反省会を開きました。
ふぐ刺しに小ふくの唐揚げに芋焼酎高千穂ロックは美味しかったです。
今回も天気に恵まれない撮影になってしまいましたが、3度目の正直はあるかなあ〜
山陰トワの二日目、
お天気の方はちょっと残念でしたが、
各所で効率よく原色DDのトワを撮られていますね〜!
午前中だけで4発とは驚きです(^^)
サンタマ俯瞰は意外と斜面が急で、
ぬかるんでいると登るのが大変だったのではないでしょうか?
ちなみに私が行った日、
twingo583さんが撮られたベストアングルの位置は、
すでに満員御礼でした・・・(^^;)
帰りの下関で撮られた123+105の三連もイイですね!
by あおたけ (2015-11-17 18:46)
>あおたけさん
今回も山陰の青い海と青い空でトワイライトを撮影出来なかったのは
本当に残念ですが、もうこればっかりは仕方ありません。その分、人出が
少なかったようで、午前中はほとんど追っかけに遭いませんでした。
特に宇田郷近くのポイントは、皆さん有名なコンクリート橋へ行っていた
ためでしょうか、こんな良い場所なのに誰もいませんでした。
サンタマ俯瞰、撮影終了まで雨には降られず、ぬかるんではいなかった
のですが、それでも登るのが結構しんどかったです。あおたけさんが
行かれた日は、早朝で満員でしたか…今回は僕の他に1名でした。
クモハ123系、あおたけさんのように、こちらも青空バックで撮影したい
なあと思っています。という訳で、もう一回山陰へ行くかもしれません。
by twingo583 (2015-11-19 00:19)