上海中国鉄路撮影 [鉄道]
2015年4月11日土曜日
4月8日水曜日から11日土曜日まで、中国上海へ出張してきました。平日は全く時間なかったのですが、帰国日となる11日土曜日はホテルを出発する10時までは一人で行動する時間が取れそう！金曜日の夜は、駐在員や欧州からの出張者と大宴会になり、遅くまで嫌と言うほど飲んでしまったのですが、気合で午前5時30分に起床。地下鉄に乗って中国鉄路の撮影へ行ってきました。
中国鉄路の本格的な鉄道撮影は、2004年くらいに北京駅で撮影して以来。この10年で中国も大きな変化を遂げました。当時の北京駅はホームから線路に降りて撮影し放題でしたが、高速鐵道CRHが走るようになった今では、駅で撮影するのも非常に困難な状況です。上海市内の線路沿いはずっと高い壁に囲まれており、撮影する事はこれまた非常に難しいようです。色々調べると何カ所か線路の上を通る道路の歩道から撮影出来そう。そこで早朝の地下鉄に乗り、お目当ての場所へ行ってみました。しかしその場所は架線柱の位置が悪く、しかも金網が線路上に張られており、コンデジでないと撮影出来そうにありません。
仕方ないので、地下鉄中潭路站近くのオーバーブリッジ目指して約20分少々歩きました。そして到着した歩道からは何とか撮影出来そう。時刻はすでに7時を過ぎていましたが、早速撮影を始める事にしました。
おー！これはカッコイイ！！牽引するのはHXD3C型という中国製電気機関車。やっぱり長大な客車列車を機関車が牽引する姿はもの凄く格好良いモノです。
しかしすでに上海駅へ向かうこの路線の主役はCRH型に取って代わられているようです。
ドイツICEをベースにしたCRH3型/CRH380B型です。
8両+8両の16連でやってきますが、さすがに長いですね。
客車列車もCRHも同じ路線を走ってきます。
赤い機関車はSS9G型というそうです。欧州生まれの機関車みたいにスタイリッシュな外観ですが、国産電気機関車だそうです。緑に黄色帯の客車は、まさにこれぞ中国！といった客車ですね。
ご存じJR東日本E2系をベースにしたCRH2型。
温州市での追突事故で埋められた車両としてすっかり有名になりました。E2系にくらべて前照灯が増設されており、表情が少し違いますね。
最初に撮ろうと思って撮れなかった歩道橋の奥には客車区らしきものがありました。4本ある路線のうち一番左側はそこへの出入庫線になっているようです。
入れ換え用のDLが単機で戻ってきました。
CRH2型と被ってしまいましたが、ボンバルディア社の技術ライセンスで製造されたCRH1型。
同型車はスウェーデンのReginaという電車だそうです。
日本の新幹線と欧州の高速電車がすれ違う。高速電車の見本市みたいに思えます。
しかしやっぱりCRH型より、客車列車がかっこいいです！
HXD3D型電気機関車が牽引する長距離夜行列車のようです。
ところで中国では鉄道を撮影するという文化？がほとんどないため、歩道から鉄道を撮っていると、結構怪訝そうな顔で通行人から見られます。公安に通報されて職務質問されたというネット記事を読んだこともあり、今回はかなり気をつけて撮影しました。この場所は遠くからライトが見えるので、列車が近づいて来たらカメラを取り出し、撮影したらバックにしまうを繰り返し。待っている間はスマホをいじり調べ物をしている風にしていました。そこまでやる必要はないのかもしれませんが、政治体制も文化も違う国での撮影。注意しながらの撮影を心がけた方が良さそうです。
そうは言っても、僅か1時間足らずの撮影でしたが、やっぱりグローバル鉄は楽しくて仕方ありませんでした！
4月8日水曜日から11日土曜日まで、中国上海へ出張してきました。平日は全く時間なかったのですが、帰国日となる11日土曜日はホテルを出発する10時までは一人で行動する時間が取れそう！金曜日の夜は、駐在員や欧州からの出張者と大宴会になり、遅くまで嫌と言うほど飲んでしまったのですが、気合で午前5時30分に起床。地下鉄に乗って中国鉄路の撮影へ行ってきました。
中国鉄路の本格的な鉄道撮影は、2004年くらいに北京駅で撮影して以来。この10年で中国も大きな変化を遂げました。当時の北京駅はホームから線路に降りて撮影し放題でしたが、高速鐵道CRHが走るようになった今では、駅で撮影するのも非常に困難な状況です。上海市内の線路沿いはずっと高い壁に囲まれており、撮影する事はこれまた非常に難しいようです。色々調べると何カ所か線路の上を通る道路の歩道から撮影出来そう。そこで早朝の地下鉄に乗り、お目当ての場所へ行ってみました。しかしその場所は架線柱の位置が悪く、しかも金網が線路上に張られており、コンデジでないと撮影出来そうにありません。
仕方ないので、地下鉄中潭路站近くのオーバーブリッジ目指して約20分少々歩きました。そして到着した歩道からは何とか撮影出来そう。時刻はすでに7時を過ぎていましたが、早速撮影を始める事にしました。
おー！これはカッコイイ！！牽引するのはHXD3C型という中国製電気機関車。やっぱり長大な客車列車を機関車が牽引する姿はもの凄く格好良いモノです。
しかしすでに上海駅へ向かうこの路線の主役はCRH型に取って代わられているようです。
ドイツICEをベースにしたCRH3型/CRH380B型です。
8両+8両の16連でやってきますが、さすがに長いですね。
客車列車もCRHも同じ路線を走ってきます。
赤い機関車はSS9G型というそうです。欧州生まれの機関車みたいにスタイリッシュな外観ですが、国産電気機関車だそうです。緑に黄色帯の客車は、まさにこれぞ中国！といった客車ですね。
ご存じJR東日本E2系をベースにしたCRH2型。
温州市での追突事故で埋められた車両としてすっかり有名になりました。E2系にくらべて前照灯が増設されており、表情が少し違いますね。
最初に撮ろうと思って撮れなかった歩道橋の奥には客車区らしきものがありました。4本ある路線のうち一番左側はそこへの出入庫線になっているようです。
入れ換え用のDLが単機で戻ってきました。
CRH2型と被ってしまいましたが、ボンバルディア社の技術ライセンスで製造されたCRH1型。
同型車はスウェーデンのReginaという電車だそうです。
日本の新幹線と欧州の高速電車がすれ違う。高速電車の見本市みたいに思えます。
しかしやっぱりCRH型より、客車列車がかっこいいです！
HXD3D型電気機関車が牽引する長距離夜行列車のようです。
ところで中国では鉄道を撮影するという文化？がほとんどないため、歩道から鉄道を撮っていると、結構怪訝そうな顔で通行人から見られます。公安に通報されて職務質問されたというネット記事を読んだこともあり、今回はかなり気をつけて撮影しました。この場所は遠くからライトが見えるので、列車が近づいて来たらカメラを取り出し、撮影したらバックにしまうを繰り返し。待っている間はスマホをいじり調べ物をしている風にしていました。そこまでやる必要はないのかもしれませんが、政治体制も文化も違う国での撮影。注意しながらの撮影を心がけた方が良さそうです。
そうは言っても、僅か1時間足らずの撮影でしたが、やっぱりグローバル鉄は楽しくて仕方ありませんでした！
なんと、お仕事で上海へ行かれていたのですね！
海外出張お疲れさまでした。
現地でも撮影地を探す行動力はさすがですね〜（笑）
中国の高速列車、細かい形式などは解らないのですが、
ICEタイプやE2系タイプの共演、
さらには同じ線路をカマ牽引の客レが走るとはホントに面白いです！
台湾にはけっこう鉄道趣味文化があるとき来ましたが、
上海で鉄はほとんど見かけないのですね・・・。
by あおたけ (2015-04-20 12:18)
>あおたけさん
久しぶりの海外出張は行き慣れた上海でしたが、上海で以前撮影しようと
思ったのに壁に阻まれ撮影出来なかった事があり、今回は事前に調べて
撮影に行って来ました。各国高速列車とカマ牽引の客車列車が行き交う
姿は、もっともっと撮っていたい思いに駆られましたが、タイムアウトで
後ろ髪引かれながら帰国の途につきました。
しかし中国の人々は写真撮影好きなのですが、鉄道にカメラを向ける事を
しないようで…鉄道は軍事施設に近いものがあったからかもしれません。
by twingo583 (2015-05-04 06:16)
おお～うらやましいなあ『海外出張空き時間鉄』
何しろ最近は海外はおろか国内出張も皆無！ですから。
上海には10年くらい前に、何度か出張で行きましたが、地鉄の駅撮りしかできず、中国鉄路のほうは地鉄2号線の高架駅から機関区を撮影しようとしたら制服の職員に制止されてしまいました。おっしゃるように鉄道は軍事施設扱いなのかも・・。
by Cedar (2015-05-13 13:53)
>Cedarさん
海外での鉄道撮影は、いろいろな事態に遭遇します。オーストラリアや台湾
で撮影中に怒鳴られた事があります。何を言っているか分かりませんが
どちらも撮るな！と言っていたのでしょうね。中国は初めて行った2004年
は、北京駅で線路に降りて撮影し放題でしたが、それはラッキーだったのかも
しれません。
by twingo583 (2015-05-18 06:11)