北陸遠征5 -福井鉄道編- [鉄道]
すっかりブログ執筆が滞ってしまい、ようやく北陸遠征時最後の訪問、福井鉄道編に取りかかります。すでに1ヶ月も前の事になってしまいました…
5月11日日曜日
金沢でレンタカーを返却し、朋友A君と金沢20:35発特急サンダーバード46号に乗車。車内で2日間にわたる成果に感謝しながらの宴会となりましたが、このまま大阪に戻るA君とは21:18着の福井でお別れです。翌日大阪で所用があるのですが、午後からの打ち合わせなので、午前中は時間がある。そこで今回の北陸遠征最大の目的・福井鉄道を撮影するべく福井で下車となりました。
以前より福井鉄道200形を撮影したいと思っていたのですが、どうやらこの電車はほとんど平日のラッシュ時間帯しか運用されないとの事。となると土日ではどうしても撮影出来ません。ところが今回は大阪での所用が月曜日の午後から。そこで月曜日の朝に福井鉄道で撮影をし、それから大阪へ向かう素晴らしいプランを立てる事が出来ました。
翌日朝は市役所前から福井鉄道始発電車に乗車し撮影に向かうので、全線乗車とするべく夜のうちに福井駅前から田原町まで途中市役所前で乗り換えて乗車しました。終点田原町には、先頃土佐電鉄から購入した元シュトゥットガルト市電のレトラムが留置してありました。
土日の昼間に走るようですね。
5月12日月曜日
市役所前6:10発の越前武生行き始発電車に乗車します。今回の福井鉄道訪問に際し参考にさせて頂いたあおたけさんのブログによれば、この始発電車に200形などの鉄道形車両が充当される機会が多いようなので期待していましたが…
残念、路面電車モ770形でした…この始発電車に乗り目指したのは三十八社駅。泰澄の里-三十八社間が福井鉄道で一番有名な撮影地だそうです。三十八社から泰澄の里方面へ戻る形で徒歩10分少々。麦畑の中の撮影地に到着しました。さっそくどこで撮ろうか考えているうちにやって来たのはF1000形FUKURAMU。
このLRVの導入により、在来鉄道形電車の置き換えが始まりました。200形も2016年までに置き換えられてしまうようで、すでに201編成は運用を外れています。
モ880形のこのラッピング路面電車は、なかなか派手な色目です。
地元の美容専門学校のラッピングですが、ピンクにモデルさんの顔写真とは目立ちます。
しかしなかなか在来鉄道形車がやってきてくれません。平日のみ運用のスジに入りやすいと聞いていたのですが、7時台最初の平日のみの急行にも入ってくれない。ちょっと心配になってきた時、2本目の急行福井駅前行きで、ようやく200形203編成急行色がやって来てくれました。
いや〜、かっこいいですね。これですこれ!を撮りたかった。1960年代製造の古豪が未だに活躍している姿が素晴らしいですね。そしてこの急行色はとっても似合いっています。
続いて平日のみ運行の普通田原町行きで200形202編成がやって来てくれました。
急行色に比べるとこの新塗装はイマイチですが、もうそんな事言っていられません。貴重な連接電車を2本とも撮影出来ました。
さらに全日運行の田原町行き普通田原町行きで元名市交1200形を改造した610形が来てくれました。
これも出来ればオリジナルの黄色いに紫帯にしてくれたらなあ〜それでも地下鉄電車が2両編成で田園地帯を走る姿はよいものです。
コカ・コーララッピングのモ880形は、かつての名鉄を思い出させてくれるラッピングです。
先ほどの200形が神明行きで戻ってくると思われる時刻なので、場所を移動しました。鉄橋で小さな川を渡るポイントで撮影しようと思ったのですが、背景に工場の建物が入ってしまうので、これがまた難しい。何とか地面すれすれのアングルで建物を隠して撮影しました。
あれ?てっきり最初に上った202編成かと思いきや、203編成でした。こちらの方が撮影したかったので、それは良かったのですが…それにしても正面のヒゲ付き福鉄ヘッドマークがたまりません。
単行のモ800形がやってきました。さすがに単行だと輸送力が少ないのでラッシュには充当されないのかな?
モ800形は新造から名鉄での活躍は僅か5年間。なのですでに福井での活躍期間の方が長くなっていますね。
ここで三十八社駅に戻ります。通過する急行田原町行きは再びモ800形、
三十八社からは8:51発の越前武生行きに乗車します。今度こそ202編成かと思ったら、610形がやって来ました。ポイントにあるスノーシェードと共に撮影です。
ホントは200形に乗りたかったのですが、仕方ありません。それでも運転台には仕切りだけでガラスがないので、前方がよく見えます。
車内は2ドア化されているので、ながーいロングシートが設置されていますね。
610形の乗り心地を楽しみ、車庫のある北府駅で下車しました。まずは構内にいたデキ3とモハ602を撮影。
デキ3はイベントで走る事もあるようですが、モハ602の方はすでに仮台車を履かされており、事実上廃車のようです。この急行色で走る姿を一度見てみたかったものです。ちょうど881編成の試運転が構内で行われていたので、並んだ所を撮影してみました。
そしてモハ602の奥には200形201編成が連接を解かれて留置してありました。
すでに廃車前提での留置のように思われます。走っているところを撮影出来ず残念でした。
駅舎を見学していたりしたところ、何やら下り電車が入って来ました。次の越前武生行きにしては早いなあ〜と思っていたら…
200形202編成が回送でやってきました。しばらく停車しているので軽く撮影会です。
このまま引き上げ線に入り入庫かな?と思っていましたが、上り電車と交換したら越前武生へ走り去って行きました。そこで後続の越前武生行きで終点越前武生へ向かいました。するとそこには…
なんと200形2本と610形1本の鉄道形車両3本が留置されておりました。
てっきり北府の車庫に入庫するのだろうと思い込んでいましたが、越前武生駅に留置されるのですね。このまま夕方のラッシュ時まで待機するようでした。
ようやく念願の福井鉄道200形を撮影する事が出来、充実した気持ちで武生駅より北陸本線の乗客となりました。F1000形の増備で200形の命もあと僅か。出来ればもう一度撮影と乗車するために訪れてみたいものです。
5月11日日曜日
金沢でレンタカーを返却し、朋友A君と金沢20:35発特急サンダーバード46号に乗車。車内で2日間にわたる成果に感謝しながらの宴会となりましたが、このまま大阪に戻るA君とは21:18着の福井でお別れです。翌日大阪で所用があるのですが、午後からの打ち合わせなので、午前中は時間がある。そこで今回の北陸遠征最大の目的・福井鉄道を撮影するべく福井で下車となりました。
以前より福井鉄道200形を撮影したいと思っていたのですが、どうやらこの電車はほとんど平日のラッシュ時間帯しか運用されないとの事。となると土日ではどうしても撮影出来ません。ところが今回は大阪での所用が月曜日の午後から。そこで月曜日の朝に福井鉄道で撮影をし、それから大阪へ向かう素晴らしいプランを立てる事が出来ました。
翌日朝は市役所前から福井鉄道始発電車に乗車し撮影に向かうので、全線乗車とするべく夜のうちに福井駅前から田原町まで途中市役所前で乗り換えて乗車しました。終点田原町には、先頃土佐電鉄から購入した元シュトゥットガルト市電のレトラムが留置してありました。
土日の昼間に走るようですね。
5月12日月曜日
市役所前6:10発の越前武生行き始発電車に乗車します。今回の福井鉄道訪問に際し参考にさせて頂いたあおたけさんのブログによれば、この始発電車に200形などの鉄道形車両が充当される機会が多いようなので期待していましたが…
残念、路面電車モ770形でした…この始発電車に乗り目指したのは三十八社駅。泰澄の里-三十八社間が福井鉄道で一番有名な撮影地だそうです。三十八社から泰澄の里方面へ戻る形で徒歩10分少々。麦畑の中の撮影地に到着しました。さっそくどこで撮ろうか考えているうちにやって来たのはF1000形FUKURAMU。
このLRVの導入により、在来鉄道形電車の置き換えが始まりました。200形も2016年までに置き換えられてしまうようで、すでに201編成は運用を外れています。
モ880形のこのラッピング路面電車は、なかなか派手な色目です。
地元の美容専門学校のラッピングですが、ピンクにモデルさんの顔写真とは目立ちます。
しかしなかなか在来鉄道形車がやってきてくれません。平日のみ運用のスジに入りやすいと聞いていたのですが、7時台最初の平日のみの急行にも入ってくれない。ちょっと心配になってきた時、2本目の急行福井駅前行きで、ようやく200形203編成急行色がやって来てくれました。
いや〜、かっこいいですね。これですこれ!を撮りたかった。1960年代製造の古豪が未だに活躍している姿が素晴らしいですね。そしてこの急行色はとっても似合いっています。
続いて平日のみ運行の普通田原町行きで200形202編成がやって来てくれました。
急行色に比べるとこの新塗装はイマイチですが、もうそんな事言っていられません。貴重な連接電車を2本とも撮影出来ました。
さらに全日運行の田原町行き普通田原町行きで元名市交1200形を改造した610形が来てくれました。
これも出来ればオリジナルの黄色いに紫帯にしてくれたらなあ〜それでも地下鉄電車が2両編成で田園地帯を走る姿はよいものです。
コカ・コーララッピングのモ880形は、かつての名鉄を思い出させてくれるラッピングです。
先ほどの200形が神明行きで戻ってくると思われる時刻なので、場所を移動しました。鉄橋で小さな川を渡るポイントで撮影しようと思ったのですが、背景に工場の建物が入ってしまうので、これがまた難しい。何とか地面すれすれのアングルで建物を隠して撮影しました。
あれ?てっきり最初に上った202編成かと思いきや、203編成でした。こちらの方が撮影したかったので、それは良かったのですが…それにしても正面のヒゲ付き福鉄ヘッドマークがたまりません。
単行のモ800形がやってきました。さすがに単行だと輸送力が少ないのでラッシュには充当されないのかな?
モ800形は新造から名鉄での活躍は僅か5年間。なのですでに福井での活躍期間の方が長くなっていますね。
ここで三十八社駅に戻ります。通過する急行田原町行きは再びモ800形、
三十八社からは8:51発の越前武生行きに乗車します。今度こそ202編成かと思ったら、610形がやって来ました。ポイントにあるスノーシェードと共に撮影です。
ホントは200形に乗りたかったのですが、仕方ありません。それでも運転台には仕切りだけでガラスがないので、前方がよく見えます。
車内は2ドア化されているので、ながーいロングシートが設置されていますね。
610形の乗り心地を楽しみ、車庫のある北府駅で下車しました。まずは構内にいたデキ3とモハ602を撮影。
デキ3はイベントで走る事もあるようですが、モハ602の方はすでに仮台車を履かされており、事実上廃車のようです。この急行色で走る姿を一度見てみたかったものです。ちょうど881編成の試運転が構内で行われていたので、並んだ所を撮影してみました。
そしてモハ602の奥には200形201編成が連接を解かれて留置してありました。
すでに廃車前提での留置のように思われます。走っているところを撮影出来ず残念でした。
駅舎を見学していたりしたところ、何やら下り電車が入って来ました。次の越前武生行きにしては早いなあ〜と思っていたら…
200形202編成が回送でやってきました。しばらく停車しているので軽く撮影会です。
このまま引き上げ線に入り入庫かな?と思っていましたが、上り電車と交換したら越前武生へ走り去って行きました。そこで後続の越前武生行きで終点越前武生へ向かいました。するとそこには…
なんと200形2本と610形1本の鉄道形車両3本が留置されておりました。
てっきり北府の車庫に入庫するのだろうと思い込んでいましたが、越前武生駅に留置されるのですね。このまま夕方のラッシュ時まで待機するようでした。
ようやく念願の福井鉄道200形を撮影する事が出来、充実した気持ちで武生駅より北陸本線の乗客となりました。F1000形の増備で200形の命もあと僅か。出来ればもう一度撮影と乗車するために訪れてみたいものです。
福井鉄道撮影、無事に200形を撮ることができてよかったです。
三十八社の撮影地、私は横着してあまり動き回らず、
200形は非パンタ側ばかりの記録になってしまったのですが、
やはり前パンを振りかざして走る姿の方が、カッコいいですよね。
鉄橋ポイント、列車で背景の建物を隠す構図、お見事です。
さらに武生では200形並びが撮れたなんて、これは羨ましいです!
写真を眺めていたら、また福井に行きたくなりました(笑)
by あおたけ (2014-06-17 19:26)
>あおたけさん
ありがとうございます。こちらこそ、あおたけさんのブログを拝見して
実際にお話を聞いて、どうしても行きたかったので、今回撮影に行く
事が出来て良かったです。200形、やっぱりかっこいいですよね。前
パンタ姿もどうしても撮りたかったので、今回は移動して撮影して
みました。越前武生で並ぶのは全然知りませんでした。僕も何度も
また訪れてみたい路線です。
by twingo583 (2014-06-17 22:37)